入浴ダイエット?│豆知識コーナー|練馬区 大泉学園の肝臓専門医・内科 大井手クリニック

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豆知識コーナー

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2009年8月1日

入浴ダイエット?

ハイライト
●基礎代謝
●温冷交代浴
●高温反復浴
●半身浴
●交換神経
●褐色脂肪細胞

お風呂で代謝アップ

体が冷えると基礎代謝が下がり、エネルギー消費力が低下して痩せにくい体質になると言われています。「冷え」はダイエットの大敵なのです。そこで、今回は体を温めてダイエット効果を上げる入浴ダイエットをご紹介します。
バスタイムを工夫して痩せやすい体づくり】
お風呂の入り方を工夫することによって、痩せやすい体を作り、ウエイトコントロールの効果を高めることが出来ます。ここでは3種類の入浴ダイエットを紹介します。お風呂でしっかり体を温めることで、血行を良くして新陳代謝が良くなり、食事に気を付けたり、運動した時の効果が高まります。食事に気を付ける、運動を心がけるといったことと併せて日常生活に取り入れたい習慣です。熱いお湯につかることで心臓に負担がかかる事がありますので、体調管理を怠らないようにしましょう。また、脱水症状を起こすこともあるので、入浴前にはコップ1杯の水を飲むように習慣づけましょう。お風呂あがりは湯冷めしないようにしながら、1時間程度ゆっくりと体を休めます。ここでも十分な水分補給を忘れないようにしましょう。
①温冷交代浴-温水と冷水を交互に浴びて冷えを解消;
42℃程度の熱いお湯と20℃程度の水を交互に浴びる入浴法で、血行を良くする効果があります。42℃のお湯にみぞおち下まで3分ほどつかり、バスタブから出て20℃程度の冷たいシャワーに1分ほどかかります。これを3~5セット繰り返します。温水と冷水を交互に浴びることで、血管が収縮と拡張を繰り返すので、心臓から血液を送り出す力が強くなります。低血圧気味の人にも良いと言われています。また、血液の循環が悪いことが原因で起こる冷えにも効果が期待できます。逆に、高血圧の方や心臓に心配のある方は避けて下さい。冷たいシャワーを浴びるときには、いきなり全身にかけると体に負担がかかります。あまり低すぎない温度の水を、心臓から遠い手や足からかけて慣らしてから徐々に全身にかけていきましょう。
②高温反復浴-熱めのお湯で交感神経を刺激;
43℃前後の少し熱めのお湯への入浴を何回か繰り返す方法です。長い時間は必要ありません。2~3分間肩までつかり、5分間休憩しながら体を洗い、再度2~3分入浴、バスタブから出て5分間休憩しながら髪の毛を洗います。再度バスタブにつかって終了です。バスタブに入ったり出たりと少々慌ただしいので、ゆったりバスタイムを楽しみたい方には向かないかもしれません。高温反復浴は交換神経が刺激され、心拍数とエネルギー消費を高める効果があります。休憩の時には、首筋から背中にかけて水シャワーを浴びるようにしましょう。そのあたりには「褐色脂肪細胞」があり、刺激することでエネルギー消費量が高まるといわれています。熱いお風呂への入浴は体に負担がかかりますので、1日2回以上は行わないようにしましょう。また、高血圧や心臓病のある方、立ちくらみや感が強い時は避けてください。
③半身浴-リラックスして体ポカポカ;
夏は38℃、冬は40℃のぬるめのお湯にみぞおちから下の半身をつけて、時間をかけてじっくり温まる方法です。両手は入れません。そのまま20~30分しっかり温まります。汗がじんわり出てきて十分に温まったら終わりです。全身浴に比べて心臓への負担が少ないとされています。長い時間お風呂で過ごすことになるので、本や雑誌を持ち込むなどして楽しんでください。湯につかってない上半身が寒いと感じたときには、乾いたタオルなどを羽織るようにします。
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